令和5年第1回枚方京田辺環境施設組合議会定例会 一般質問


令和5年第1回枚方京田辺環境施設組合議会定例会 (令和5年2月22日)で行った一般質問の記録を掲載します。

 

 1.環境教育について

 

 ※これは正式な議事録ではございません。正式な議事録は、数か月後に枚方京田辺環境施設組合のホームページで閲覧することができます。


 

【かじや 質問1】

一般質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。

それでは通告にお従いまして、質問をさせていただきます。

環境教育については、両構成市の環境基本計画にも位置づけられていますが、清掃工場はその中でも身近なごみ問題を考える上で欠かせない環境学習の場として、枚方市東部清掃工場では多くの見学者が訪れているとお聞きしています。

本組合が整備しようとする新施設においても、環境学習計画が入札時の審査項目に挙げられていましたが、落札者である日立造船グループからは、どのような提案があったのかお聞きします。

 

【高橋事務局長 答弁1】

日立造船グループの提案では、施設見学を通じて「ごみ分別・減量の大切さ」「ごみ処理のしくみ」「エネルギー有効利用のしくみ」を伝え、その担い手として、地元NPO、ボランティア団体、市民、学生など養成講座を受講した人材を育成し、施設見学のガイドや環境学習講座などを共同で企画・運営していく、としております。

 

【かじや 質問2】

本組合では、現在、設計業務を進めていると理解しています。

令和7年度の施設の供用開始までには、まだ時間がありますが、環境教育について、今後、事業者からの提案内容を実現していくため、どのように進めていくのかお聞きします。

 

【高橋事務局長 答弁2】

組合では、現在、実施設計業務の中で内容の確認や行政機関等への申請、事業者との協議など、精力的に取り組んでおります。施設運営後の内容については次年度以降、事業者と協議を進めてまいります。

 

【かじや 意見】

3回目は要望とさせていただきます。

ごみ減量をはじめ環境保全活動を進めていくには、市民一人ひとりが環境に関心を持ち、自ら考え行動していく必要があることから、環境教育については、すべての主体が関わる仕組みづくりが必要です。

大阪府豊中市と兵庫県伊丹市を構成市とする豊中伊丹クリーンランドでは、両市の市民・事業者・行政が協働しながら環境問題の解決につなげる活動をするため、NPOがプラットフォームとなり、市民ボランティア養成講座の受講生が中心に、施設見学会や出前講座などの事業を企画・実施するなど、様々な主体を巻き込んだ活動を展開されているとのことです。

本組合では、施設運営後の内容については次年度以降、事業者と協議を進めていくとのことですので、ぜひ、市民や事業者と協働して環境教育を進めていく仕組みをつくっていただくよう要望して、私の質問を終わります。