|
平成15年4月1日付で、枚方市非常勤特別職広報専門員を委嘱され、枚方市役所市長公室広報課で勤務することになりました。
私が委嘱を受けた非常勤特別職というのは、通称ワークシェアリング職員と呼ばれているもので、正職員の時間外勤務手当を削減し、その浮いた分で市民を雇用するという制度です。民間企業で培った技術やノウハウを市役所業務に生かし、市民サービスの向上に努めるという狙いから制度化されたものです。もちろん私も報知新聞社で培った技術とノウハウを「広報ひらかた」の編集に生かすということで採用されました。
話はそれますが、民間の活力を市役所業務に導入するという点で、この「枚方版ワークシェアリング」という制度は、とても有益な制度だと思います。ただ、非常勤ということもあり「バリバリ仕事ができる世代」「本当の技術をもった人」がなかなか入ってこないというのが現実です。本当に民間の活力を導入するのであれば、民間経験者を正職員として中途採用する制度を設ける必要があると思います。
当時の「広報ひらかた」は、タブロイド判で編集方法が新聞紙面に近かったこともあり、紙面編集の面ではすぐに仕事に慣れることができました。しかし、役所がどのような事業を行っているのか、どの部署がどの事業を担当しているのかなど分からないことだらけで、それらを覚えるのに必死でした。
ただ、私の市役所でのキャリアが浅いにもかかわらず、上司が私のことを信頼してくれて、特集面や市政ニュースなど重要な紙面を任せていただけたこともあり、この仕事に興味を持つことができました。さらに行政のことは素人の私に、市政の方向性や施策、役所のしきたりなどを決め細やかに教えてくれた上司や広報課職員のサポートのおかげもあり、なんとか仕事をこなすことができたと思っています。
また、取材という仕事を通して、多くの市民の方や市職員とお話しすることができた経験は、今でも大切な宝物です。
|